鳥取西部〜島根東部を楽しむWebマガジン「旅色ノ軌跡」
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山陰まんなかのときめき記す 旅色の軌跡
山陰まんなかのときめき記す 旅色の軌跡

日本酒発祥とされる地・出雲で145年続く「酒持田本店」

山陰まんなかは日本酒発祥の地!

出雲が日本酒発祥の地だということはご存じですか?


その理由のひとつは、日本最古の歴史書『古事記』の出雲神話に出てくるスサノオノミコトがヤマタノオロチを倒すときに造った「ヤシオリノ酒」が出てくること。

もうひとつは奈良時代の『出雲風土記』に「たくさんの神々が集まり酒を造らせ、そして長い間(180日間)毎日酒宴を開いた後、去って行かれた。」と記されていることです。

この二つが出雲地方が神々のふるさとと言われるだけでなく〝日本酒発祥の地〟と言われる由縁で、神々がお酒を造り、楽しんだ場所にある佐香神社(松尾神社)では毎年どぶろく酒が造られています。

日本酒というと嗜好品のイメージが強いですが古代から脈々と受け継がれ、わたしたちの生活に寄り添う大切な日本の文化だと思います。

創業145年、出雲杜氏の技を伝承する酒蔵 酒持田本店

そんな日本酒発祥の地、出雲地方でも佐香神社にほど近い木綿街道にある酒持田本店は、わたしが日本酒に出会い、その魅力にどっぷり浸かるきっかけになった酒蔵。

酒持田本店は、地元では銘柄の名前でもあるヤマサン正宗の〝ヤマサン〟の愛称で親しまれています。
古い街並みが残る木綿街道の中にある趣のある美しい酒蔵は、母屋や検査場などの5棟が2017年に国の登録文化財にも指定されました。

吟醸酒はもちろんのこと上撰などの普通酒にいたるまで、全て島根県産米で造っています。

日本酒の魅力を凝縮した〝濃酒井〟

今回ご紹介する日本酒は、日本酒発祥の地佐香神社がある地区、小境(こざかい)からその名をとった『濃酒井(こざかい)』。

島根県が独自に開発した酒米〝佐香錦〟を100%使った純米吟醸生原酒の日本酒です。
藍色の美しい瓶の中に日本酒の魅力が凝縮されています。

原酒ということもあり鼻の奥まで広がる香り、口に含んだ時に舌と頬の奥でジュワーっと感じる甘み、飲み込んだ後の余韻まで「日本酒って美味しいなぁ」としみじみ感じる日本酒です。

また、木綿街道には現在も三軒の醤油蔵があり、煮つけなどの料理も甘い醤油味がベースになっていますが、そんな郷土料理にもよく合います。

平成10年より酒持田本店、地元の米農家さんの協力のもと、ヤマサン正宗を愛する有志が集まり一年を通して酒造りを体験する〝日本酒造りを楽しむ会〟で造られるのもこの濃酒井で、毎年新酒が出来上がると「今年の濃酒井飲んだ?」と会話が弾みます。

※濃酒井は生酒ですので要冷蔵となります。

春の菜の花畑と濃酒井

濃酒井の酒粕を使った生チョコレート。日本酒を使うより風味が強く日本酒好きにはたまらない♪

濃酒井への思いが高じすぎて、消しゴムハンコを作ってしまいました!

日本酒と聞くと、とっつきにくいイメージがあったけど、楽しみ方は人それぞれ。
皆さんもお気に入りの日本酒を見つけて自分だけの楽しみ方を探してみてはいかがですか?

山陰まんなかにはまだまだ魅力的な日本酒がたくさんありますよ♪

酒持田本店
島根県出雲市平田町785番地
平日8:30~18:30 土日・祝日9:30~18:00
0853-62-2023
https://www.sakemochida.jp/
あり
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
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izumo_ne_san
izumo_ne_san
島根県在住/日本酒スペシャリスト・スイーツコンシェルジュ 20代でUターンし地酒の魅力にどっぷり浸かる。 古き良き田舎暮らしを満喫しながら、現在海辺の古民家をDIY中♪
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島根県在住/日本酒スペシャリスト・スイーツコンシェルジュ 20代でUターンし地酒の魅力にどっぷり浸かる。 古き良き田舎暮らしを満喫しながら、現在海辺の古民家をDIY中♪