鳥取西部〜島根東部を楽しむWebマガジン「旅色ノ軌跡」
I will write down "good points" and "good colors" of San`in Mannaka. San`in Mannaka Tourism Bureau presents [TABIIRO NO KISEKI]
山陰まんなかのときめき記す 旅色の軌跡
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出雲の文化を感じる「手錢美術館」 

手錢美術館は、出雲大社の勢溜大鳥居から神迎えの道を稲佐の浜方面に徒歩8分程度歩いた大社の町の中にあります。

美術館の建物は、江戸時代に建てられた米蔵と酒蔵跡。酒蔵は万延元年(1860)に建造されましたが、明治維新とともに酒造りをやめ、その後は、明治36年(1903)まで小学校舎として使われていたそうです。

米蔵横の格子戸が入り口になりますが、格子越しの眺めが趣きのある佇まいで歴史を感じます。

酒蔵跡の展示室 天井の太い梁もそのままで立派な酒蔵だった事が伺えます。

この第二展示室では、出雲地方で作られた工芸品や民芸品―松江藩七代藩主・松平不昧公時代に大いに発達した楽山焼、布志名焼、小島漆壺斎の歴代の作品を始め、金工、木工などの他、明治以降、土産物として多く作られた布志名焼の小物といった、手錢美術館でしか見れない美術品が多数あります。

漆壺斎「秋野棗」

初代小島漆壺斎·18世紀後半

初代小島清兵衛は京都の塗り師堅地屋清兵衛の子であったが、寛永16年(1639)、招かれて松江藩の塗師棟梁となったと言われる。五代清兵衛は江戸で当時随一の名工と言われた原羊遊斎(はらようゆうさい)に師事して蒔絵を学び、不味公お好みの茶器などを数多く製作した。

漆壺斎の号は不昧公より与えられたものである。

棗(なつめ)に細微に描かれた秋。
細工はとても細やかで優雅さの中に侘しさもあり、この棗のために手錢美術館に足を運びたくなる逸品です。

ここには他にも素敵な棗が!

茶道をたしなむ方には興味深い逸品が多数あります。

河井寛次郎の花器 
河井寛次郎 島根県安来市生まれ。

独特の色合いに個性的な造形美、手に取って触りたくなります。

大黒さまと恵比寿さまのお猪口。
お酒を注ぐと貝がらのようなところから、胴体の中までお酒を入れる事ができるため、お猪口の容量以上にお酒を呑める遊び心のあるお猪口です。大黒さまや恵比寿さまのお顔も素敵です。

こちらはお土産物として売られていたそうです。

一畑薬師の古いお茶湯入れも数点展示してありました。「医王山 これぞ日本 一畑の寺

作りも良くてとても珍しいお茶湯入れです。

神立橋は江戸時代より木造の橋でしたが、昭和13年(1938)にコンクリートの橋に変わりました。

ひらがなで「かんたちはし」と書かれていますが、橋の名前に濁点が使われないのは川が濁らないようにと言われています。

手錢美術館は、出雲地方の美術や伝統工芸など出雲の文化を感じる事ができる貴重なスポットですので、出雲を知りより良い出雲旅をするなら是非立ち寄ってみることをおすすめ致します。

※館内撮影可能な美術館です。

手錢美術館
〒699-0751 島根県出雲市大社町杵築西2450−1
9:00–16:30(17:00閉館)
火曜日
0853-53-2000
https://www.tezenmuseum.com/
20台程度
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
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暇つぶしの日常を写真に! 気の向くままCompact & slow life 地元の良さを見つめ直し投稿することで、写真を見た方が地元の方々と良いご縁があると嬉しいです。
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